プロポリスという名前はもともとラテン語だそうです。古くは古代エジプトでミイラを腐らせないために使っていたといわれています。また、かのクレオパラもプロポリスを愛用していたそうです。ギリシャ人、ローマ人が使うようになるとプロポリスと名付けられるようになったそうです。
プロポリスを集める性質を持つのはセイヨウミツバチのみで、ニホンミツバチなどはプロポリスを集めないそうです。ローヤルゼリーや蜂蜜などの中でも採取量は少なく、人工的に合成できないそうです。それだけプロポリスは希少性があるのですね。
ブラジルは、プロポリスの生産量が最も多いそうです。ブラジルはプロポリスの生産能力の高いミツバチが生息しており、またアマゾンの自然の厳しい環境から自身を守るためにより効果の強いプロポリスを生産しているそうです。それゆえ、ブラジルで生産されるプロポリスは最高級品といわれているそうです。
ワインやお味噌なども、木の樽で熟成させることで味がよりまろやかになるといわれています。
プロポリスも長期間熟成すればする程、粒子は細かく十分に解け合い、味や香りはまろやかに、吸収率も良い、高品質なプロポリスになるのです。
日本では、1990年ごろからプロポリスの研究が盛んになったそうです。様々な研究により、プロポリスには抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用のほか、腫瘍、アレルギー、高血糖、高血圧などに対して効果があるとの報告が出ています。研究が盛んになるとともにさまざまな効果が認められるようになり、プロポリスはますます注目を集めています。
フラボノイド、各種酵素、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂質、糖質など多くの有用成分が含まれており、それらが相互に作用しあい、多様な効果を生み出します。
中でも、豊富なフラボノイドがもたらす抗酸化作用により、全身の細胞の活性が促進されます。これは私たちの体内にある免疫細胞の赤血球・マクロファージ・NK細胞・キラーT細胞などが活性化することをも意味し、これら免疫細胞が活性化すれば当然ながら免疫力が強化されるわけです。
主な働きとしては、
1.免疫力強化作用、2.抗酸化作用、3.抗菌・抗炎症作用、4.肝機能強化作用、5.発ガン抑制作用、6.鎮痛作用、7.血管強化作用、8.腸活性作用
等があります。